【コロプラ】やってくれたな!セルラン操作と循環取引の影響を分析

こんにちは、イジローです。

コロプラが「最果てのバベル」のセールスランキング操作を目的とした、不適切な取引が判明したと公表しました。

現時点でコロプラ株を7,000株(取得原価477万円)保有している身としては、怒りが収まりません。

イジロー
クソ会社っ!!

今回の取引を分析・解説して、今後の投資方針を検討します。

コロプラが公表したプレスリリース

不適切な取引が判明したことを受け、2019年6月21日にコロプラがプレスリリースを出しました(コロプラのIR情報より)。

要約すると
  • 役職者を含む従業員2名が関与
  • 自社費用850万円をもって取引先に課金を依頼
  • 現時点では過去に同様の取引は確認されていないが、第三者を含めた調査委員会を立ち上げて調査を実施予定

循環取引に該当するのか

ニュースが出た後、ネットでは循環取引だと騒がれました。

循環取引【じゅんかんとりひき】

複数の企業・当事者が互いに通謀(つうぼう)し、商品の転売や業務委託などの相互発注を繰り返すことで、架空の売上高を計上する取引手法のこと。

Wikipediaより

循環取引は、売買契約を複数の会社で循環させることで、最初の売主と最後の買主が同一になる取引ともいえます。

この点、プレスリリースには、自社費用850万円をもって課金することを取引先に依頼し、取引先が課金を実施。とあります。

そのため、課金によるゲーム内アイテム(役務)の提供が行われている点や、取引の流れを考慮すると、所謂「循環取引」には該当しないという印象を受けました。

イジロー
アプリストアへの手数料分、利益的には損する取引です。

コロプラに法的責任はあるのか

循環取引ではないとしても、粉飾決算をおこなっていた場合、虚偽の財務諸表を作成したこととなり、金融商品取引法等に違反する行為として、刑事責任を問われることになります。

一方で、今回のコロプラの件については、6月に不適切な取引が実施され、6月中に発覚していることから虚偽の財務諸表は作成されておらず、粉飾「決算」はおこなわれていません。

イジロー
そもそも正しい会計処理がわからない。。。

そのため、もしセールスランキングの不正操作が今回のみの行為であれば、法的責任は問われないと考えています。

イジロー
会社は法的責任を問われるか確認中とのこと。

現時点で考えられる影響

確実に生じる影響としては、株価の下落と、「最果てのバベル」内でガチャイベント等の施策を実施しづらくなることによる機会損失、企業イメージのさらなる低下でしょうか。

イジロー
コロプラなら普通にガチャイベントをやりかねなくて恐い。

また、今後発生する可能性のある影響としては、例えば以下があります。

懸念事項(リスク要因)
1.組織的関与・余罪(常態化)の発覚
2.アプリストア(AppleやGoogle)からの制裁

1.組織的関与・余罪(常態化)の発覚

通常、会社が一定規模の取引をおこなう際は、権限者への報告・承認が必要となります。

コロプラの売上・資産規模からすると850万円は重要な取引とは言えませんが、2名の従業員だけで完結できる金額かというと疑問があります。

そのため、組織的関与や、セルラン操作が常態化していた可能性も否定できません。

もし、過去から同様の取引が実施されていた場合、企業倫理が問われるだけでなく、法的責任が生じる可能性もあります。当然、業績にも大きな影響を及ぼします。

2.アプリストア(AppleやGoogle)からの制裁

ランキングの操作は利用規約に違反しているため、 App storeやAndroidから、「最果てのバベル」のリジェクト等の措置が取られる可能性があります。

コロプラとしても期待のタイトルで、取引先が課金したとされる13日以降もそれなりの順位を保っているだけに、リジェクトされた場合は、少なからず業績に影響が出ると考えられます。

また、万が一その他のアプリでも同様の取引がおこなわれていた場合は、それらのアプリに対してもリジェクト等の処置がされる可能性も考えられます。

イジロー
白猫と黒猫がリジェクトされたらオワリ。

投資方針

当初は全株売却を考えていましたが、現時点では若干ポジションを減らす程度で考えています。

ワーストケースはコロプラのアプリ全てリジェクト&法的責任を問われる。になりますが、現実的には、悪くても「最果てのバベル」の配信停止程度かと。

任天堂との訴訟の件を含めて、正直あまり好きになれない会社ではありますが、潤沢な現預金(及び投資有価証券)と、何よりドラクエウォークが控えていることから、しばらくは投資を継続予定です。

イジロー
予定は未定&投資は自己責任でお願いします。