こんにちは、イジローです。
DeNAが2021年3月期の第1四半期決算を発表しました。
決算数値
営業利益 12,570 (4,000)百万円
当期利益 9,867 (4,000)百万円
DeNAはIFRSなので、経常利益はありません。
売上の進捗そこそこで、営業利益と当期利益は既に年度計画を上回りました。比較的いい決算。
営業利益だけ見るとめっちゃいい決算に見えますが、MOTの分割で20億円、SHOWROOMの譲渡で78億円を計上した影響です。
決算分析
決算説明動画を見ましたが、守安さんがいつもより明るい感じでした。笑。
決算数値が比較的よかったからですかね。

売上若干減ですが、営業利益が前期比で5倍以上!
IFRSなので特殊要因である事業売却も営業利益に計上されています。
ただ、特殊要因を除いたNon-GAAPの営業利益も前期比プラスで着地しています。

新型コロナのせいでスポーツが厳しいですね。
その分、Pocochaが伸びてライブストリーミングがいい感じになっています。
こちらは新型コロナが追い風になっているようです。

新型コロナで厳しいスポーツですが、新たな取り組みを模索しています。
たしかに今年は例年より野球を見ている気がするので、チャンスはあるのかも。

ゲームはスラムダンクが中国でヒット!
今後も海外発でグローバルに展開していく戦略も継続していくとのこと。

スラムダンク効果もあり、海外ユーザの消費額が大きく伸びています。
今後、伸びを維持できるかですね。

借入を200億円実施して現預金残高は830億円です。差し引くと630億円。
その他の長期金融資産には任天堂株式1,759千株が含まれています。
任天堂の本日(8/5)の株価が49,100円なので、863億円の価値です。
現預金と合計すると1,500億円弱。持分法投資にはCygamesも含まれています。
プロ野球の球団も持っていて営業CFもちゃんとプラスですし、ピカピカすぎるやろ。
これで本日の時価総額は1,659億円(株価1,337円)です。お安い!